地域の見守りで利用
互助型見守りセーフティネット
互助型見守りセーフティネットとは?

認知症行方不明者の捜索や子ども見守りなどの地域課題を、住民の力で解決するための住民ネットワークです。SOY LINKは、地域包括支援センターなどの地区単位での整備を支援しています。

行方不明者が発生した場合には、行方不明者のご家族が、「見守りセンター」に連絡し、見守りセンターからSOY LINKを通して地域の「見守りメンバー」に行方不明者の捜索の協力を依頼します。
また、SOY LINKでは、行方不明者が携帯する見守りタグを自動検知する機能を備えています。
「見守りメンバー」への捜索協力に加え、全てのSOY LINK会員とサポーターの方に、スマートフォンで見守りタグを検知するアンテナとしての協力依頼を行います。

この見守りタグを自動検知する機能は、地域のこどもの下校時の見守りにも活用されています。

互助型見守りセーフティネット

参加方法

ご参加方法は、見守りメンバーと見守りサポーターの2通りの方法があります。

  1. ●見守りサポーター

    スマホのアンテナをONにして捜索にご協力いただくボランティアです。スマホをONにするだけで普段通りの生活をしながら、こどもの見守りや行方不明者の早期発見の協力ができます。
    見守りサポーターは、個人情報登録や認証が必要なSOY LINK会員登録は不要で、識別のためのメールアドレス入力のみで参加が可能です。

    「リソース登録」を選択
  2. マンガでわかる

    アンテナ編

  1. ●見守りメンバー

    見守りセンターから配信される行方不明者情報に基づき、可能な範囲で周辺を捜索または見渡して捜索にご協力いただくボランティアです。 行方不明者を発見した際には、声かけして保護し、発見情報をSOY LINKに投稿いただきます。
    見守りメンバーは、行方不明者の方が安心して捜索協力いただくために、 SOY LINKに会員登録いただいています。

    「リソース登録」を選択
  2. マンガでわかる

    捜索隊編

導入地域・保護者の方のご登録

互助型見守りセーフティネットは、下記の地域で導入いただいています。

・神奈川県藤沢市明治地区

事務局:SOY LINKサポートセンター ✉ info@soylink.jp

・神奈川県横浜市生麦第二地区

事務局:横浜市東寺尾地域ケアプラザ地域包括支援センター ☏ 045-584-0129

・福岡県大牟田市白川校区

事務局:NPO法人しらかわの会事務局  ☏ 0944-53-4191

●行方不明になる不安をお持ちの方・ご家族の方へ

ご家族などが行方不明になられたときには、見守りセンターを通して地域の見守りメンバーの方に捜索を依頼することができます。 緊急時のときにスムーズに捜索依頼するために、事前登録をお願いしておりますので、ご心配のある方は各地域の事務局にご相談ください。ご登録、ご利用は無料です。

神奈川県藤沢市明治地区の方は、こちらのチラシをご参照ください。

●見守りメンバーへの登録について

見守りメンバーへの登録方法は、各地域によって異なります。各地域の事務局にご連絡ください。

神奈川県藤沢市明治地区の方は、こちらのチラシをご参照ください。

導入をご検討の方

互助型見守りセーフティネットの整備は、地域包括支援センターや自治会、自治体等が主体となる取組みです。

SOY LINKでは、インフラとなる仕組みの提供と、住民ネットワークづくりのツールとなる行方不明者捜索模擬訓練「見守りチャレンジ」やBLEタグによる「こどもウルトラ見守りチャレンジ」等の訓練イベントの開催を支援しています。

導入のご検討、見守りチャレンジ開催のご相談等は、下記までお問合せください。

<お問合せ> SOY LINKサポートセンター ✉ info@soylink.jp

訓練イベントのご紹介

●認知症行方不明者捜索模擬訓練「見守りチャレンジ」

「見守りチャレンジ」とは、SOY LINKで行方不明者の捜索依頼が届いたとき、情報の確認方法や発見したときの声のかけ方、発見情報の連絡方法など、一連の流れを体験する捜索模擬訓練です。
互助型見守りセーフティネットが導入されている地域では、緊急時の対応の訓練として、また地域の方への啓発活動として、定期的に開催されています。

明治見守りチャレンジ
明治見守りチャレンジ
明治見守りチャレンジ
明治見守りチャレンジ

・藤沢市明治地区の事例

藤沢市明治地区では、2017年より、明治地区住民による明治見守りチャレンジ実行委員会、メルシャン藤沢工場、ラポールグループ、アズヴェール藤沢スポーツクラブを中心に、地域団体のご協力を得ながら定期的に開催されています。

明治見守りチャレンジ 2019年8月31日

カナロコ(神奈川新聞)への掲載記事

●スマホ活用の地域見守り模擬訓練「ウルトラ見守りチャレンジ」

「ウルトラ見守りチャレンジ」とは、見守りタグ(BLEタグ)をお持ちの方が行方不明になったことを想定し、SOY LINKからの捜索依頼通知をもとに、捜索モードをONにして、見守りタグ検知に協力いただく模擬訓練です。
見守りタグ検知の機能を活用し、こどもの平時の見守りへの活用についても実験を行っています。

・藤沢市の事例

第1回目ウルトラ見守りチャレンジ 2019年3月8・9日

みんながスマホをONにして協力すると、いかに早く行方不明者を捜索できるのか。藤沢市民参加型の見守り社会実験イベントとして、明治地区・辻堂地区各委員をはじめとする実行委員会主催のもと藤沢市共催にて実施いたしました。

第2回目ウルトラ見守りチャレンジ 2020年3月7日

第1回目の認知症の行方不明者の見守りから、対象をこどもにも拡大し、約300人のタグモニターを市民協力で捜索する社会実験イベントを開催いたしました。

明治地区こどもウルトラ見守りチャレンジ 2019年7月16日~

藤沢市明治地区では、これまで認知症の行方不明者が発生したときの捜索協力としてご参加いただいた地域のネットワークを活かし、小学生の下校時を地域で見守る「こども見守り」の実証実験を開催しています。